2015年8月20日木曜日

良いことだらけ!初心者さんにも知ってほしいコンパクトキャンプのススメ


アウトドアブームの昨今、これからキャンプを始めたいと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、キャンプを始めるといっても、何から始めて良いのかわからないという声もよく聞きます。

私たち夫婦も、キャンプを始めたての頃は、キャンプ道具を揃えようにも何が良いのかさっぱりわかりませんでした。テントやテーブルなど安い買い物ではないので、いきなり全部をそろえるのも難しいですよね。

そこで私たちは、必要最低限の道具だけ購入し、とりあえずキャンプをしてみることにしました。何度かキャンプをしてみて思ったことは「道具は思ったほど必要ない」ということ。今では必要最低限の道具でキャンプをする手軽さにハマってしまい、もっと荷物を減らして身軽にスマートなキャンプができないかを考えているほどです。

初めてのキャンプは必要最低限の道具で手軽に始めよう!


少ない荷物でキャンプをするスタイルを「ミニマムキャンプ」や「コンパクトキャンプ」といいます。登山やツーリングでキャンプをする本格的なミニマムキャンパーは、荷物を少なくするだけでなく、一つ一つの道具自体も専用の軽くてコンパクトになるものを使います。ただし、軽くてコンパクトなものほど値段が高くなりますので、いきなり揃えるのは大変です。

そこで初心者さんはまず「最低限の荷物」という部分だけを実行してみてはいかがでしょうか。これからキャンプを始めるにあたってハードルの低いオススメのスタイルです。

最低限必要なもの

これから最低限必要なキャンプ道具と共に、おすすめの商品も一緒に紹介していきますね。安くても実用に耐えうる品質のものばかりを厳選して集めました。どれもこれからキャンプを始めたい方におすすめのキャンプグッズです。

1.テント
ロゴスやスノーピークなど有名テントを買えば間違いないですが、一番値の張る道具なのでできれば吟味して購入したほうが良いです。

このワンタッチテントは、女の子1人であっという間に組み立てられて、その設営の簡単さにびっくりしました。値段も手頃なので私もサブテントに欲しいなぁと狙っているテントです。
他にも「キャンプ初心者にオススメのテント」という記事で自分がテントを買った時の選び方など書いていますので参考にしてみてください。

2.寝袋の下に敷くマット
軽視しがちですが必須。本格的なものを探しているのであれば「寝袋の下に敷くマットは本気で選ばないと痛い目にあうよ」で紹介しているマットもオススメですが、最初は安い銀マットで十分です。

夏なら暑くてほとんど必要ありませんでした。キャプテンスタッグの寝袋のような1000円位の安い寝袋で秋口まで大丈夫でした。でも寒くなった時のために毛布も持っていくと安心。


4.炭火用コンロ or シングルバーナー or ガスコンロ
お好きなものを。炭火の場合のバーベキューコンロはホームセンターの安いので問題なく使えます。見た目にこだわりがなければ「1000円以下で作ったステンレス蒸し器の「焚き火台兼バーベキューコンロ」が優秀」で紹介しているアイテムを使うとか。家に卓上ガスコンロがあればそれ持ってくのもアリです。すぐ火がつくので炭火より便利。

私は持ち運びがコンパクトなシングルバーナーのソトG'Z シングルバーナー ST-301を持っていきます。ガスはコンビニや百均で売っているものが使えます。

5.クッカー
家にあるフライパンや鍋を持っていってもいいですが、キャンプ用品のクッカーの方が軽くて小さいので一つあると便利です。

このクッカーはコンパクトサイズなのに、袋ラーメンを割らずにそのまま調理できたり、レトルトのご飯を湯煎で温めるのにもちょうど良いサイズです。蓋はフライパンになるので目玉焼きやソーセージを焼くのにも便利。お米も炊けます!(お米は四角いメスティンよりトレック1400みたいな筒型で炊く方が、熱が全体にうまく循環するのでおいしく炊けますよ。)あとこのクッカーの中にソトG'Z シングルバーナー ST-301がぴったり入るので、パッキングの為にペアで揃えている人も多いですね。

6.クーラーボックス
ハードクーラーボックスはかさばるしそれ自体重いのでソフトクーラーボックスがおすすめです。無くても、100均の銀色のバッグに2Lペットボトルを凍らせたものを入れておけばOK。

このトートバッグタイプのソフトクーラーは、2リットルのペットボトルと食材や缶飲料も楽々入る収納力があります。見た目も可愛いので海水浴に行くとき使ったり、普段使いもOKなところが気に入ってます。

7.ランタン
明るければ何でもいいですが、ジェントスLEDランタンEX-777XPは明るくて暖色系の温かみのある明かりがいい感じです。コスパも良く買って損なし!アマゾンでも口コミ評価の高い人気商品です。

8.小さいテーブル
リーズナブルでコンパクトなキャプテンスタッグアルミロールテーブルがおすすめです。テーブル面積が狭いので2個並べて使うといい感じのローテーブルになります。

ここまで全部揃えても26,000円!

さて、ここまで紹介したキャンプ道具、全部合わせても26,000円程で揃います!コンロを安いものにしたり家にあるもので済ませると20,000円以内でキャンプできます!ご紹介した商品はどれも安くても実用に耐えうる品質のものばかり。これからキャンプを始めたい方におすすめのキャンプグッズをご紹介しました。

ついつい買ってしまいそうになるけど、無くても良いもの

  • タープ・・・雨の日にキャンプしないのであれば無くても大丈夫
  • キャンプチェア・・・ブルーシートを敷いて直に座るスタイルで解決
  • テントマット・・・銀マットや、寝袋の下に敷くマットがあればいらない

☆調理器具は家にあるものを持っていきます。食器類やトングやウォーターバッグなど細かいものは100均で揃いますよ。

コンパクトキャンプのメリット


運搬が楽!


家から車、車からキャンプサイトと、荷物の積み下ろしは地味に重労働です。荷物が多いと準備だけでキャンプに行く前に疲れてしまいます。

設営撤収が早い!


たくさんのキャンプ道具を家具のように配置して、立派なサイトを創り上げている方もいらっしゃいますが、設営撤収が大変になるので2泊以上でないとゆっくりキャンプを楽しめません。また、キャンプを楽しんだ後の撤収は面倒なものです。「使う道具が多い=片付ける道具も多い」ので、最小限にした方が楽です。

収納場所に困らない!


キャンプ道具は結構かさばります。キャンプチェアやテーブルは、折りたたみができたとしても重くて大きいです。いろいろ買い足してしまうと、あっという間に収納スペースが足りなくなります。必要最低限の道具にとどめておけば、収納場所に困ることはありません。

サイトが散らからない!


わたしの場合ですが整理整頓がうまくないので、あれこれと持ち物が増えるとどこに何があるかわからなくなってしまいます。

思いたったらすぐキャンプに行ける!


今日は天気が良いからキャンプしよう!と思ったとき、億劫にならずに身軽に行動できます。

不便さも楽しもう!


スノーピークのチェア(1万円以上します)やツーバーナーのキッチンなど、道具が揃った快適なキャンプサイトもかっこいいですよ、えぇ、羨ましいですとも。でも、アウトドアを楽しむのに財力とか道具のかっこよさは関係ないです!多少の不便を楽しむこともキャンプの楽しみ方の一つだと思うので、まずは家にあるものや、安くても使えるものを組み合わせてキャンプに挑戦してみるのはいかがでしょうか。



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